介護保険外サービスの特徴とは?細やかなサービスで充実した介護をしよう

介護がスタートしたら、まず始めに介護保険サービスの申請をします。しかし実際のところ、「介護保険内のサービスだけでは十分ではない」と感じる方が多いようです。

そこで利用したいのが、介護保険では補えないサービスが受けられる介護保険外サービスです。

今回は、介護保険外サービスの特徴を詳しく解説します。

介護保険外サービスとは?

介護保険外サービスは、介護保険では提供していないサービスを補ってくれるサービスで、保険にかかわらず誰でも利用できます。介護保険で提供されるサービスだけでは満足できない方にはとても便利で、暮らしをより充実させてくれるでしょう。介護認定を受けていない高齢者でも利用できるのが大きなメリットといえます。

介護保険外サービスの特徴

介護保険外サービスにはどのような特徴があるのでしょうか。介護保険サービスにはない特色を順に見ていきましょう。

サービス提供時間にゆとりがある

介護保険のサービスは一回のサービスに対して時間が決められており、時間内にサービスを受けなければならない忙しさを感じることがあります。

一方、介護保険外サービスの多くは、1回のサービスに1~2時間ほどの余裕をもった時間設定が組まれており、ゆったりとした時間内でサービスを受けられます。

私的な外出の付き添いも可能

通院などは、付き添いがあるととても助かりますよね。しかし移動時間や病院での待ち時間など予想外に時間がかかる場合が多いので、利用時間が決まっている介護保険では組み込みが難しいという現状があります。

しかし介護保険外サービスは、通院のほかに冠婚葬祭の参列やお墓参りなどの私的な外出でも付き添ってもらうことができ、余裕を持った時間設定でさまざまさサービスが受けられます。

要介護者の家族もサービスの対象者

介護保険サービスの対象は介護認定を受けた方のみと決まっており、高齢というだけではサービスを受けられません。

しかし介護保険外サービスでは、認定を受けていない高齢者やその家族までも対象とみなされます。例えば家族の部屋の掃除、食事などにも対応してくれます。

介護保険外サービスで充実した介護生活を送ろう

介護保険外サービスは介護認定を受けていない方やその家族も利用可能なサービスで、介護保険では提供していないサービスを受けたい場合に便利です。時間設定に余裕があり、じっくりとコミュニケーションをとりながらサービスを受けられるのも大きなメリットと言えるでしょう。

高齢者の旅行に同行してくれるトラベルヘルパーや安否確認サービス、訪問理美容サービス、認知症の見守りなど、そのサービス内容は多岐に渡ります。

要介護者だけでなくその家族も一緒に充実した生活を送る方法として、利用してみてはいかがでしょうか。

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