デイサービスには「生活相談員」といわれる職種の職員が常駐していないといけません。
一般的には
・ご利用者、ご家族の介護に関する相談にのること
・ケアマネ―ジャーや他機関との連絡、連携、調整
といわれていますが、これではよくわからないですね。
「生活相談員」の仕事を一言でいえば
『営業』
です。
『顧客』(ご利用者、ご家族、ケアマネ―ジャー)の要望をよく聞いて
要望に合わせ、自社でできる『サービス』を提供するように手配する、ことです。
例えば、
「糖尿病だからご飯は少なめ、にしてください」
という要望があれば、昼食のご飯は少なめにするよう
調理担当に指示、手配します。
ご家族やケアマネ―ジャーからすれば要望は誰が聞いてくれるの?
ということがわかるように『生活相談員』という職種を設けているのです。
デイサービスからの要望、情報提供の仕事もあります。
例えば、
「涼しくなってきたので、次回は上着を準備してください」
といった準備物を要請、お伝えすることなど。
上記はほんの一例で、その他には
・ご家族やご利用者がデイサービスに何を望んでいるか?のヒアリング
・送迎時間、利用日、入浴回数といった介護内容の交渉、調整
といったことなど調整内容は多岐にわたります。
相手の話をよく聞く、理解する、提案する、という
営業職の基本能力が要求される仕事です。